2013年1月20日

東京‧初雪

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スキーの後二十日間ぐらいが経ち、東京都心でやっと初雪が降った。心の中に思い描いていた初雪とは「ある朝、おばあさんが窓を開くと、細かい雪が空からゆっくり部屋に入って、おばあさんの白い髪にとまった。おばあさんが『あっ、雪だね』とほほえんで言った」というイメージだ。しかし、今回の実際的な状況は爆弾低気圧とともに、強い風や大雪交じりの天気だった。思ったより全然違った。強い寒波にみまわれていても、彼女と一緒に傘を持って近所をぶらぶらした。家を出ると、家や道、自転車などが雪にすっぽりと覆われているのが見えた。銀白世界が目に映り、やっと北国の雰囲気を感じた。荒川線の電車に乗って早稲田から荒川遊園地、三ノ輪橋までの雪景色を見るつもりだったが、停留場に着くと運転中止というアナウンスが聞こえたので家に帰った。

翌日、晴天になり、もう一回散歩に出かけた。当日は休みの日じゃないので、サラリーマンや学生たちは路面が凍った足元を気遣いながら職場や学校へ向かった。太陽の光で輝く濡れた道や残こり雪を背景にし、雪を楽しみながら歩く学生たちがとても元気に見えた。しかし、郵便屋さんや宅配便の人が滑りやすい道をバイクに乗ったり、店のオーナーが店の前で雪かきしたり、チェーンを履かなかったタクシーが立ち往生していたり、大変そうだった。

台湾では3000メートル以上の山でしか雪が降らないので、一般に人の生活に与える影響は少ない。それに対して、日本では雪が人の生活に強い影響を及ぼす。スキーができるのは幸せである反面、さまざまな不便さが避けられない。この一ヶ月間には両方とも体験できた。

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東京降下了今年冬天的初雪。

想像中的初雪是這樣的,「一天早上,一位阿嬤像往常一樣起床後輕輕地把窗戶打開,和往常不一樣的是有些細細的雪花從空中降下,穿越窗子,停在阿嬤的白髮上。『啊,下雪啦』阿嬤微微笑地說」。但這次初雪的實際狀況是,日本稱之為「爆彈低氣壓」的氣流漩渦移進了關東所帶來的風雪交加,和想像的初雪完全不一樣啊囧。

雖然很冷還是要出門去閒晃一下。一出門發現周圍已經雪白一片,多了一些應該有的北國氣氛,但卻也覺得眼前再平常不過的地方突然有些陌生。撐著因為積雪而越來越重的傘閒晃了一陣,決定去搭荒川線--在講求速度效率的時代唯一一條因為都民的請求而得以僅存下來的東京都電地面電車--在暖氣房的車廂裡看看從早稻田一路到荒川遊園地、三之輪共約12公里的地方下雪的樣子。好不容易到了荒川線的小車站後卻聽到因為風雪太大而停駛的廣播,也就只好回家了。實際上當天除了部分鐵路停駛,高速公路也封閉了,飛機起降也完全不行,交通大亂。

風雪交加的隔天竟然是一片雲也沒有的大晴天,一早又出門散步。這天不是假日,所以路上看到很多來來去去的上班族與學生,小心翼翼地踩著因為凍結而滑溜的路面往各自的方向前進。因為早晨的陽光斜照而閃亮著的潮濕的道路與殘雪,反而讓踩在上面的小學生顯得更有活力。但是郵差先生與宅急便先生必須要在危險的路面上騎著摩托車送貨,許多店家工廠的人也早已聚在門口進行今天最重要的剷雪工作,也看到還沒有裝上雪鍊的計程車因為後輪困在雪裡而久久動彈不得。

臺灣儘管是冬天大概也只有3000公尺之上的山頭會下雪,離城市與鄉村遠遠地,對一般人的生活幾乎沒有任何影響,離城市與鄉村遠遠地。相比起來,雪對於日本人的生活就有很大的影響,是和雪生活在一起的。可以滑雪的幸福與大雪後無法避免的不便,在這短短的時間內都體驗到了。