2012年12月30日

猪苗代・初次滑雪



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この冬休みに初めてスキーをした。台湾は亜熱帯の地域で、高い山でも雪が少ないので、スキーをすることが全然できない。この冬には日本にいるので、ついにスキーを体験する機会があった。

僕は猪苗代のスキー場に行き、友達にスキーを教えてもらった。スキーができるようになってから、彼女と一緒に初心者コースで美しい磐梯山と猪苗代湖を見通しながら練習し、楽しかった。初心者コースなのに、僕は初めてスタートで立ち、長い下り坂を見ると怖い気持ちが浮かんできた。しかし、すぐ勇気を出し、スキー板をパラレルにして谷側へ滑っていき、スピードはどんどんと上がっていった。その一瞬、鶺鴒が羽をすばやく閉じ飛ぶ高さを低くするように感じた。そして、右に曲がりたければ右足に、左に曲がりたければ左足に体重をかけたり、板を傾けて角付けしたり、板をずらして雪の抵抗を受けると、曲がりたい方向に曲がった。始めに曲がることも止まることもできなかったので、何回も転んでしまった。スキー板はややこしい乗り物だと思った。しかし、スキー板のコントロールに慣れたら、スキー板に乗ると鳥が空を飛ぶように、イルカが海を泳ぐように、すぐスキーの虜になっている。春休みに長野のスキー場に行くつもりだ。

スキー場で十歳未満の子供たちが難しそうな中級コースでスキーをするのを見て感心した。この雪が降る国に生まれた子供たちは勇気を持っているので、将来きっと困難や危険を恐れない大人になるだろう。


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今年冬天是第一次滑雪,在這之前無論聽別人說有多麼好玩,滑雪對我來說都像其他儘管不難但從來沒有接觸過的事情一般遙遠。滑完雪後,最開心的是好像某扇窗戶被打開,某個領域被照亮,再也不陌生的那種感覺。

初次滑雪,只有在初學者雪道上來回,但前幾次站在起點準備躍身向下時仍需要一點點勇氣。當滑雪板離開平臺,接受地心引力的牽引,自己便像是縮翅沉降的白鶺鴒一般俐落地在雪地上直線穿梭。接下來如果右腳稍微施力,整個身體便會向右巡弋,若是重心放回左腳,又會向左飛行,就像是一隻灰面鵟鷹只要微微改變羽翼與氣流的攻角,就可以把自己交給風與大氣。這是滑雪最迷人的地方了吧,讓人可以暫時脫離用雙腳笨重地步行,暫時暫時,成為山邊乘著氣流的一羽猛禽,或是海洋裡順著洋流的一尾鯨豚,用身體與自然介質間平滑地物理作用,帶著自己翻轉或前進。

雪地裡看到很多似乎不滿十歲的孩子,在我還沒有勇氣站上起點的中級路徑上自在地前進,當他們第一次面對那無法控制的速度需要多大的勇氣呢。雪地裡長大的孩子,日後即使遇到困難的事情,眼神裡也總會閃過像冰晶劃過冷空氣那樣的堅決吧。就像想起滑雪板即將離開平臺前的瞬間那樣。